スタッフブログ

生前整理・老前整理ってどうすればいいの?

2019年10月16日

最近、遺品整理や生前整理という言葉をよく耳にするようになったのではないかと思います。仕事柄もあると思うのですが・・知人や親戚、それからお問い合わせをうけたりなど生前整理や老前整理を考える人が多くなりました。生前整理も老前整理も身のまわりの整理、いらない物を処分するということですが、2つの違いは時期によるものだけです。体が衰えないうち(退職後など)に行うのが老前整理、老年期に行うのが生前整理と一般的に呼ばれております。

以前にも一度、弊社のブログで生前整理についてふれていましたが、残された家族の皆さんが疲労困憊のなかお困りになってる様子をよく見かけるもので、生前整理、老前整理に必要なことをご紹介させていただければと思います。

何を整理すればいいの?

生前整理、老前整理は、残された家族のために財産を含めたさまざまな物を整理しておくことです。実際に生きている間に家族とこのような事でお話することはあまりないかと思います。家族としては長生きして欲しいと思っておりますし、生前中にそんな話はしたくないものです。ただ中には用意がなかったばっかりに残された大切な家族がバラバラになってしまうケースも少なくありません。

では実際に生前整理ってなにをしたらいいんでしょう?
整理する物は大きく分けて二つです。
「子供たちに残す財産になる物」と「今後の生活を快適に過ごすため、または死後に家族が困らないように処分する不用な物」です。
それでは、この二つの整理のしかたをみていきましょう。

残す財産の整理

まずは自分にどんな財産があるか、一覧にまとめましょう。

機会がないと把握しきれていないものが多数あったりするものです。身近なものから考えれば、家、土地、車などなど実はたくさんのもがあったりするものです。代表的なものは銀行などの預金、不動産の権利書、骨とう品、有価証券などが一般的です
また、生命保険や年金も遺族が受け取ることがほとんどですので、すべて把握しておきましょう。
そして遺産相続でのトラブルを回避するために、財産の分配を記した遺言書を作成するのをおすすめします。
遺言状と財産を一覧にした目録を一緒にしておけば、トラブルも減るはずです。
遺言状の書き方はインターネットで調べれば簡単に見つけることができますが、不安な人は弁護士や行政書士などの専門家に相談し、指導のもと作成するのがよいでしょう。

実際に遺言状がなく、どこの生命保険会社にはいっていたのか、預金の通帳はどこにあるのかなど小さいことから大きなことまで、いろいろ探すことになってしまいなかなか大変思いをしているかたも多いようです。

不用な物の整理ってどうやるの?

不用な物といっても、思い出のたくさん詰まった物は捨てづらいと思います。
しかし、老前整理、生前整理の一番の目的は残された家族に迷惑をかけないということです。
自分に思い出があったとしても、自分の子供たちが思い入れのない物なら、残されても困ってしまいますね。
整理を開始する前に、いくつかルールを決めておくとよいでしょう。

・長い間使用していない物は捨てる
・判断に困った物は捨てる
・残された家族にゆかりのない物は捨てる

といったルールがおすすめです。
不用な物の整理は、未練を残さない思い切りが大切です。

エンディングノートを作る

エンディングノートとは、自分の思いや希望を家族や身内に伝えるためのノートです。
遺言書とは違って法的な効力はありませんが、遺言書では伝えきれない細かい要望や思い出、家族への感謝を伝えるために、気軽に活用する方が増えています。
老前整理・生前整理を行うと同時に、まとめておくとよいでしょう。
エンディングノートに書く内容は、以下のようなものが多いです。

・自身のこと(今までの人生、趣味、持病、思い出など)
・親戚・友人・知人のリスト
・ペットのこと(持病・かかりつけの獣医・世話のしかたなど)
・インターネットなどのアカウント情報
・財産や保険の詳細
・葬儀・お墓の希望

エンディングノートの書き方にルールはありません。
もちろん、これ以外のことでも残された親類に伝えたいことがあれば、自由に書いてOKです。

最近ではエンディングノートが売られています。とても使い勝手がよく構成されたノートですが、ご自分が用意したノートでも構いません。

一冊用意して、残される家族宛に思っていること、希望していること、自分のために葬儀や写真などを用意している旨を書いておくことをおすすめします。気が付いた時々に、これらのことを分かり安く書いておく習慣をつけておくとよいですね。

まとめ

生前にしっかりと自分の思いや考えを家族に伝えておくことも大切です。直接言葉で伝えられないこともあるでしょう。そんな時は、家族宛にエンディングノートを作っておきます。分かり安く箇条書きで「残しておいて欲しいもの」「処分して欲しいもの」「○○さんへ渡してほしいもの」などを書いておきます。

自分の思いを伝えたい人には、エンディングノートに書いておくと良いでしょう。こうした作業をしていると、きっと昔を懐かしみ自分の人生を感慨深く振り返ることでしょう。これらの行為や感情は、終焉に向けてどう生きていくべきかを自分自信へ問いかける行為でもあるそうです。